【コメント】(三井不動産グループ様・プレスリリース)「マンション・コミュニティに関するアンケート調査」
2014年9月17日 三井不動産レジデンシャ株式会社/三井不動産レジデンシャルサービス株式会社/サステナブル・コミュニティ研究会 ニュースレター『マンション・コミュニティに関するアンケート調査』有事の共助と日常のつきあいの関係が明らかに~顔見しりが20人以上いる人の7割が、「災害時に駆けつけてくれる人がいる」~
三井不動産グループ様のニュースリリースに、マンションコミュニティと防災関係の有識者として岡本正のコメントが掲載されました。
「今回のアンケート調査結果により、災害時の安否確認や救助支援を円滑に実施するためには、平常時からの顔の見える関係づくりが重要 になることが、改めて強調されました。一方で、都市の集合住宅における顔の見える関係は、築年数の経過や居住の長さだけで自然に 醸成されないという現実が示されたことは、重要なことだと認識します。「災害に強いマンション」とは、建物の強さだけではなく、防災に 関心を持ち居住者同士が助けあえるマンションだと考えられます。そのためには、何よりも居住者同士が交流できる「場づくり」が重要です。たとえば、防災研修を実施するにしても、「災害後に日常生活を 取り戻す方法」など、東日本大震災や過去の災害を教訓とした、居住者が本当に知りたい情報や災害後に対処する知恵を提供する等、 コミュニティ形成に資するコンテンツづくりに一層の工夫が必要になってくるものと思われます。」
(プレスリリース)
http://www.news2u.net/releases/127228
(ニュースレターPDF)
http://www.mfr.co.jp/company/information/2014/pdf/0918_01.pdf