活動実績

【分科会】(情報ネットワーク法学会)「個人情報保護法制一元化の理論と実務(個人情報保護研究会)」

2023年12月10日 情報ネットワーク法学会第23回研究大会(明治大学駿河台キャンパス リバティタワー)

【分科会13】個人情報保護法制一元化の理論と実務(個人情報保護研究会)

板倉陽一郎(ひかり総合法律事務所)
鈴木正朝(新潟大学)
板倉陽一郎(ひかり総合法律事務所)
湯淺墾道(明治大学)
岡本正(銀座パートナーズ事務所・岩手大学)

個人情報保護法の 2021 年改正により個人情報保護法制が一元化され,完全施行からも 1 年半が経過した。2023 年 4 月 1 日時点で,都道府県(47 団体)及び市区町村(1,741 団体)はすべて,一部事務組合及び広域連合も 96.7%にあたる 1517 団体が個人情報保護法施行条例の整備を完了している(個人情報保護委員会「地方公共団体における個人情報保護法施行条例の整備状況に係る調査結果等について」(令和 5 年 4 月 12 日))。国と地方の係争も聞こえてこず,2000 個問題は何だったのかとの感慨すら抱くが,しかしながら,個人情報保護法制一元化に伴う様々な論点もまた生じてきている。本パネルでは,個人情報保護法制一元化後の理論的・実務的問題を挙げ,議論する。