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【コラム】奥能登訪問備忘録(2026年3月3日)

日本災害復興学会のメンバーにて奥能登地方を訪問しました。

2026年3月3日(1日目)の備忘メモを残しておきます。

 

【金沢大学能登学舎】2026年3月3日

2006年より金沢大学が廃校を利用して開設しているサテライトスポット。「リカレント」や「リスキリング」などの言葉が一般的になる遥か前から「能登里山里海SDGsマイスタープログラム」(現在名)を創設して社会人人材育成を行っています。来年でマイスタープログラムは20周年。これまで240名以上が巣立ち、能登半島地震の復興プログラムを組み込んだ今年度は40名以上が履修。結果として移住者も増やしているようです。「能登の里山里海」が世界農業遺産認定にされる際にも、金沢大学の人材育成が加点要素となったようです。金沢大学の篠田隆行先生、高原耕平先生からお話を伺いました。ありがとうございました。

金沢大学能登学舎は珠洲市三崎町小泊の旧小泊小学校を利用。令和6年の能登半島地震では指定避難所だったが、人員不足で行政職員も現場に到達できず、行政職員も支援に入ることすらできなかった。情報も途絶えたためにメディアの記者から情報を入手し、完全に自主運営していた避難所も。周囲は自主運営ルールの避難所が多く作られ、そのため弊害も多く、標準化されないことによる避難所や在宅者の格差もあったようです。

支援者を受け入れてよいのか、どのよう支援者なら信頼を持てるのか、様々な課題もありました。安否確認の対象の分母にすら入らなかった大学職員すらおられたようです。災害直後の行政職員の抱えた悩み等も数多く伺うことができました。金沢大学の研究者も避難所運営等のサポートをされていました。標準化と倫理的ルールの徹底は平時から学ばないとできないのだと痛感させられました。

金沢大学能登学舎 https://meister.w3.kanazawa-u.ac.jp/
能登SDGsラボ https://noto-sdgs.jp/

 

【能登官民連携復興センター】2026年3月3日

能登「れんぷく」をようやく訪問しました。東日本大震災からお世話になっている藤沢烈さん、能登半島地震直後からお世話になっている中橋さん(石川県庁)らを表敬訪問。のと里山空港仮設飲食店街の「NOTOMORI」(ノトモリ)はコワーキングスペース、れんぷく事務所、フードコート、バーカウンターなどを備えたとてもオシャレな施設。となりの敷地にはコンテナホテルを並べて滞在施設・オフィスとする計画(既に入居募集者多数あり締切・選定中)で、整地工事作業が進んでいます。能登への一般旅行客誘致や宿泊施設増加が重要な課題など意見交換しました。

能登官民連携復興センター https://www.notorenpuku.jp/
能登ステイ―いま泊まれる奥能登宿泊施設 https://notostay.com/

 

【金沢大学能登学舎】

 

 

【能登官民連携復興センター】