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【講演】(人むすびの場)「官と民の対話をフラットにつくる~ 霞ケ関でランチミーティングを続ける意義」

1.第114回テーマ:「官と民の対話をフラットにつくる~ 霞ケ関でランチミーティングを続ける意義」
2.日 程 : 平成30年1月26日(金) 午後7時~9時
3.内 容 : ゲストスピーチ 岡本 正
2011年1月から毎月1回開催している官民交流のランチ会「霞が関ナレッジスクエア・ランチミーティング」が、今月で8年目に突入しました。このミーティングは、顔の見える官民のネットワーク構築を目指し、民設民営公民館である「霞が関ナレッジスクエア」(KK2 https://www.kk2.ne.jp/) を会場に、月1回の意見交換、近況報告、イベント企画などについて情報交換を行っています。この間、東日本大震災の復興支援の取り組みなどで、多様な分野でネットワークを広げてきました。 今回は、このミーティングに着目して、求められる行政と民間団体や専門家などの連携の姿を、一緒に考えていきたいと思います。

ミーティングの発起人の1人で、弁護士の岡本正さん(銀座パートナーズ法律事務所)に、継続してきたノウハウや、ゆるやかな人のつながりをつくってきた活動の成果などを振り返り、ここから見えてきた公民連携のあり方を語ってもらいます。

岡本さんは、被災地での弁護士たちの法律相談の活動をから得た実例をもとに「災害復興法学」を自ら提唱して、被災者支援制度の改革などに関わってきました。行政内弁護士の経験も活かし、産・官・学を横つなぎにして防災教材や研修プログラムの開発にも携わる一方、昨年は博士論文「災害復興法学の体系―リーガル・ニーズと復興政策の軌跡」を執筆するなど、災害を「自分ごと」にする実践に挑戦しています。