活動実績

【コラム】文房具の銀座嶋屋で「生活のソナエ袋」

銀座4丁目交差点の三越に隣接した文具店「嶋屋」。1911(明治44)年創業、100年以上続く老舗です。関東大震災・戦火を乗り越え、創業から変わらぬ場所に今も店を構えています。

 

嶋屋は企業のオフィス向け防災コンサルタント事業も展開しており、事業継続計画(BCP)セミナー・危機管理セミナーなども数多く企画しています。私自身も嶋屋主催の「組織防災力向上セミナー 2018 Vol.2」(7/26実施)において、講師をつとめさせていただきました。「東日本大震災関連訴訟を紐解くことで見えた 組織が果たす安全配慮義務と人材育成の手法 」と題して講演をさせていただき、リーガル・リスクの観点から帰宅困難対策や津波被災者訴訟の教訓について解説をしました。多くの方にご参加いただきまして、感謝いたします。

 

さて、このセミナーの「お土産」として、嶋屋とコラボレーションとして新しい文具『生活のソナエ袋』を作り上げました。「災害復興法学」をベースとして展開している「防災を自分ごとにする研修プログラム」である「災害時の生活再建法制度に関する知識のソナエ」の主な項目を示し、簡単な解説を付記したアイテムです。これを普段から利用していただき、「災害時の生活再建」に関する知識を少しでもイメージしてほしいと思います。あるいは、これらを被災した時に目に留まるように備蓄していただくことも考えられます。

 

このたび、セミナー参加者の方のご反響もあったことから、『生活のソナエ袋』を嶋屋銀座本店にて展示販売することになったようです。また、通信販売でも購入できます。銀座にお越しの際には、ぜひ嶋屋にお立ち寄りいただき、『生活のソナエ袋』を手に取っていただければ幸いです。