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【分科会】(日本災害復興学会)「能登半島地震における復興に向けた課題と新たな復興法システムの構築:災害対策基本法改正にみる ひと・生活再建・情報共有」

2025年10月11日 日本災害復興学会 2025年度阪神大会 関西学院大学上ヶ原キャンパス

【分科会1】能登半島地震における復興に向けた課題と新たな復興法システムの構築

・分科会概要

 本分科会は、2024年度公募研究会「能登半島地震における復興法制度検証研究会」による調査研究報告である。今回の報告では、前半においては、能登半島地震における被災自治体への支援についての総括を行うとともに、今後、被災地においてどのような復興支援が展開されるのかについてのビジョンを提示する。後半においては、国の支援体制の強化、災害関連死の防止、避難生活(被災地における避難生活+広域的避難生活)支援、被災者の把握について、能登半島地震の教訓を踏まえて2025年6月に改正された災対法・救助法の評価と将来的な運用において想定される課題抽出である。今回の報告において特に注目していただきたい論点である。さらには、災対法・救助法改正を越えた新たな復興法システム構築に向けた提言も行いたい。

・登壇者

 山崎栄一(関西大学・司会)

 松村圭悟(人と防災未来センター・能登半島地震における被災自治体への支援) 

 飯考行(専修大学・災害関連死) 

 菅野拓(大阪公立大学・福祉サービスの提供、被災者支援の担い手) 

 岡本正(弁護士・被災者情報の収集と共有)「災害対策基本法改正にみる ひと・生活再建・情報共有」