活動実績

【コラム】松本橋~墨田区と江東区にかかる関東大震災の復興橋梁(写真備忘録)

2026年2月19日

1929年(昭和4年)11月に架設された『松本橋』を訪問し、写真に記録した。2027年には周辺開発工事とともに撤去される予定とのことで、その前にじっくり見ておきたいと考えた。

松本橋は、関東大震災(1923年9月1日)から6年後に架設された「復興橋梁」のひとつとして知られる。

橋長35.9m、有効幅員11mという小さい橋だが、無骨で力強い鉄骨のトラス橋は存在感抜群。橋梁ファンでなくとも美しい、これが撤去されていまうのは惜しい、という印象を抱かせる。

訪問時は勿論現役で、橋自体はそのまま自動車道路、両脇には歩道が追加敷設、電灯なども追加設置されている状態である。橋は「堅川」に架橋されている。といっても、堅川は「暗渠」になっており、橋の下に水はない。橋の真上は、首都高7号線で空が塞がれている。

遠くから眺めると、高速道路の高架下に、川もないのに立派なトラス橋があるという、なにやら不思議な景色になる。鋼鉄の宇宙船のような、そんな乗り物のように見えなくもない。

橋の南側は江東区で、近くに猿江恩賜公園がある。橋の北側は墨田区で、渡ったところに墨東病院の大きな建物がある。そのさらに北は錦糸町駅。橋の東側は横十間川で、堅川の暗渠に添って西側にいけば大横川親水公園にたどり着く。地図で確認すると、ちょうど荒川と隅田川に挟まれたエリアにある。

なお、松本橋の詳細なデータは以下を参照いただきたい。

墨田区ホームページ

墨田区橋梁長寿命化修繕計画(令和7年)

江東区ホーページ