活動実績

【講演/パネル】(人と防災未来センター・減災報道研究会)「被災したあなたを助けるお金とくらしの話/命とくらしを守る被災者支援報道について考える」

公益財団法人 ひょうご震災記念21世紀研究機構 人と防災未来センター 主催

第27回 減災報道研究会「命とくらしを守る被災者支援報道について考える」

大規模災害発生時、津波や水害から命そのものを守ることは最も重要な行動であり、そのための支援になる報道や情報伝達のあり方はこれまで数多くの議論が重ねられてきました。一方で、被災地では、これからいったいどうやって住まいを再建し、生活全体を取り戻していけばよいのかといった被災者の悩みの声が溢れ出ます。「どんな支援があるのか、どこに行けばいいのか」「トラブルを回避するにはどうしたらよいのか」「絶望して途方にくれている。何をしたらよいのか分からない」。そんなときに役立つ知識の備えは実は既存の様々な法制度の中に存在しています。法律は困った時には私たちを助けてくれる「情報」であり「命綱」なのです。
災害後に「命」と「くらし」を支える知識と情報をメディアは伝えるべきか。伝えるとすればどのように伝えていくべきか。また、これらの知恵をいかに平時から普及啓発や防災・減災教育に反映させていくか。行政、報道機関、研究者が一体となって議論を深めたいと思います。
今回の減災報道研究会では、「命とくらしを守る被災者支援報道について考える」をテーマに、講演会とパネル討論を下記のとおり開催します。

1日時令和5年1月19日(木)14:00~17:00

2場所兵庫県立大学神戸防災キャンパス大教室
(神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2人と防災未来センター東館4階)

3次第
⑴挨拶
⑵講演
〇「被災したあなたを助けるお金とくらしの話」岡本正 銀座パートナーズ法律事務所 博士(法学)・弁護士/人と防災未来センター特別研究調査員
〇「命とくらしを守る被災者支援報道の具体事例について」武田愛一郎 静岡新聞社編集局社会部記者
⑶パネル討論「命とくらしを守る被災者支援報道について考える」
武田愛一郎 静岡新聞社編集局社会部記者
福本晋悟 毎日放送総合編成局マーケティング・PR部/人と防災未来センター特別研究調査員
河田慈人 人と防災未来センター主任研究員
岡本正 銀座パートナーズ法律事務所 博士(法学)・弁護士/人と防災未来センター特別研究調査員