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【取材】朝日新聞「プロメテウスの罠」『残された人々』19

2012年11月10日 朝日新聞「プロメテウスの罠」の取材でインタビューを受けました。シリーズ「残された人々」(19)で、コメントが使われています。>「今年7月3日、東京・霞が関の弁護士会館で、災害時の個人情報の取り扱いをテーマにシンポジウムが開かれた」「参加者の7割がアンケートを記入した・・個人情報開示に否定的な意見や、消極的な反応も目立った」「シンポジウムを企画した弁護士の1人、岡本正(33)は、その反応にショックを受けた。『何か不祥事が起きたときの責任ばかり考えている。これでは住民の命を救えない』個人情報保護法では、地方自治体が持つ個人情報を開示するかどうかに、国が関与するとの表記はない。『地方自治体は、区域特性に応じて必要な施策を策定し、実施する責務がある』と書かれている。つまり、各自治体独自に『条例』で対応することが求められる。岡本は『現行法では、自治体に開示の判断と責任が押し付けられているんです』という」。

なお、本記事は単行本『プロメテウスの罠4』(朝日新聞特別報道部)の第一章に掲載されました。シンポジウムは「災害対策基本法2013年改正」の後押しにもなりました。http://www.amazon.co.jp/dp/4054056237/ref=cm_sw_r_tw_dp_XMH0sb0ARBHB2