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【インタビュー/書評】(岩手日報)「被災者助ける解説本 岡本正弁護士(岩手大客員教授)が出版」

岩手日報(2020年3月30日)「被災者助ける解説本 岡本正弁護士(岩手大客員教授)が出版」

共同通信の取材を受け、2020年3月29日(日)朝刊向け以降に記事が配信されました。岩手日報ではかねてから個人情報保護法制と災害・安否確認などについてインタビュー取材などを多く受けており、記事も大変大きく、カラーで掲載していただいております。ありがとうございます。

 

「地震や台風で通帳や保険証をなくしてしまった」「ローンが支払えない」。災害後被災者が直面するさまざまな問題に対処し、生活を再建するための支援制度を解説した「被災したあなたを助けるお金とくらしの話」(弘文堂)を岩手大地域防災研究センター客員教授の岡本正弁護士が出版した。

罹災証明書の取得から始まり、貴重品をなくした場合の対処、公共料金の支払い猶予、ローンの減免制度、受け取れる支援金などを一つ一つ説明。「住宅や事業ローンの支払いに困ったら、まずは『自然災害債務整理ガイドライン』」など具体的だ。

岡本弁護士は東日本大震災後の2011年4~12月、日弁連災害対策本部嘱託室長を務め、被災者からの無料法律相談4万件を分析。「『まず何をすればいいのかわからない』と絶望する声を多く聞いた。いざというときの備えに、防災バッグに入れておいてもらえれば」としている。