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【コラム】慶應義塾大学「萬來舎」と「災害復興法学のすすめ」

■舎を万來(ばんらい)と名(なづ)けたるは衆客の来遊に備ふればなり。江湖の諸君子貴賎貧富の別なく続々来舎して其楽みを洪(おお)ひにせよ(萬來舎之記)

■学者何の由縁をもって書を著述し人を教育するや、後進の智見を導きてもって人間の交際を保たんがためなり(学問のすすめ)

明治初期に福澤諭吉先生の「交際」理念からつくられた「萬來舎」。

新しい建物に点々と移ってもなお重厚な佇まいです。

内装と間仕切りの役割を果たす「萬來舎文庫」は慶應社中の著作で構成されています。そこに「災害復興法学」(慶應義塾大学出版会 2014年)、「災害復興法学Ⅱ」(同 2018年)が加わることに。しばらく新刊展示いただき、入り口にはチラシもおいていただきました。いずれどこかの書棚へ。一生の記念になります。