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【座談会】(ICHIBEN Bulletin/第一東京弁護士会)「特集:東日本大震災から10年─この間の一弁の活動について[座談会]」

「特集:東日本大震災から10年─この間の一弁の活動について[座談会]」/『ICHIBEN Bulletin』2021年3月号 No.574(3-21頁)

 

第一東京弁護士会の月刊会報『ICHIBEN Bulletin』の2021年3月号の特集記事(座談会)に参加しました。座談会の目次は以下の通りです。錚々たるメンバーが揃い踏みです。私は2011年3月11日当時は内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員として出向勤務する官僚でした。東日本大震災の支援に弁護士としても関わりたいと考え、日本弁護士連合会の災害対策本部に押掛けて嘱託室長に。4万件以上の無料法律相談の分析サポートを仲間たちを実施してきました。その途中で2011年12月からは、自ら創設にも関与した原子力損害賠償紛争解決センターの総括主任調査官に就任。2017年までその任につきました。その間に2012年に『災害復興法学』講座がスタート。防災教育への関わりをもち現在に至ります。

 

[特集]目次

東日本大震災から10年 ─この間の一弁の活動について

【日 時】 令和3年1月18日(月) 午後4時~ 6時(オンライン座談会)

【参加者】(順不同)
木津川迪洽 会員(平成23(2011)年度会長)
横溝 髙至 会員(平成25(2013)年度会長、元東日本大震災対策本部本部長代行(初代))
松村眞理子 会員(元法律相談運営委員会委員長)
北川 琢巳 会員(法律相談運営委員会委員長)
鈴木 啓文 会員(元日弁連事務次長、元法テラス本部事務局長)
岡本  正 会員(元日弁連災害対策本部嘱託室長、元原発ADR総括主任調査官)
前川  渡 会員(原発被災者弁護団共同代表)
高橋 健人 元会員(山田町任期付公務員、岩手弁護士会会員)
神田 友輔 会員(災害対策委員会委員長、元東日本大震災対策本部本部長代行) ※司会
野田 聖子 会員(災害対策委員会副委員長)
矢野  領 会員(災害対策委員会副委員長)
巻淵眞理子 会員(会報委員会委員)
奥原 玲子 会員(会報委員会委員)

〈座談会〉
第1 東日本大震災の初動(一弁、日弁連)
1 一弁の取組み
2 日弁連の取組み
3 一弁東日本大震災対策本部の取組み
第2 Q&A作成とウェブでの公開、その後の書籍発刊
1 Q&A作成と公開
2 「実務 原子力損害賠償」発刊
3 今後の取組み
第3 法律相談
1 法律相談の実施
2 「復興のための暮らしの手引き〜ここから/KOKO-KARA〜」について
3 法律相談の相談情報の集約と集計、分析
4 法テラスの関与、その役割
第4 原発問題
1 原発被災者弁護団の活動
2 原発ADRにおける当会会員の活動
第5 岩手県山田町 任期付公務員としての活動
第6 その他の当会の取組みと成果
1 継続的な被災地視察
2 一弁と札幌弁護士会との包括的連携開始
第7 終わりに~今後の課題と取組み 

〈寄 稿〉
原子力損害賠償紛争解決センターの室長補佐として 中野里香(49期)